多汗症は手術で治すことができます。
多くのクリニックが多汗症の手術を行っています。
日帰り手術が可能だといいます。
具体的にどのような方法で手術するのでしょうか。
かつて胸部交感神経遮断手術というものが開発されました。
多汗症は、交感神経の機能亢進により発症します。
だからその神経を切除したり、焼いたりして神経の働きを止めると、ピタリと汗がでなくなります。
その意味で、胸部交感神経遮断手術は、多汗症の治療に確実な効果をもたらすのです。
しかしこの治療法は、大掛かりな開腹手術が必要で、傷跡も大きく残るので、あまり普及しませんでした。
代わりに注目されるようになったのが、手の平の多汗症の内視鏡外科手術です。
皮膚に小さな傷をつけ、カメラのついた細い管を入れて患部を見ながら手術する方法です。
手の平の多汗症の場合、わきの下の皮膚を2ミリ程度切って、胸腔にカメラを入れ、モニター画面で胸の中を見ながら、背骨の近くにある交感神経の束を見つけて切断します。
切除は左右両方行います。
内視鏡手術なので、傷跡はごく小さく、2ヶ月もすると目立たなくなります。
手術時間は片側で20分程度です。
胸部交感神経を遮断する効果は先にふれたとおりですが、内視鏡外科手術なら傷跡も小さくて済むし、手術時間も少なくて済むので、こちらの方法を選択する人が増えています。
患者の負担が小さいことがなによりのメリットです。
日帰り手術で、翌日から普段の生活に戻れることができるので利用しやすいです。